明日の献立は

入れ違いの鯛めしと

うすらばかと

塩素処理をした彼女で

美味しくいただきます

 

感動的な再開は

均等な危機と

車に乗った

健常者にのみ

こみ上げるものがある

 

終電車はもう出ていった

静かなホームに

寸止めの気持ちが

責任感と共に

存在を示した

 

タンゴを踊ろう

チキンをほおばりながら

つまさきをたてて

手をたたいて

飛び回ろう

 

なしくずしに

忍者になったけれど

布面積が少なくて

ねんごろに

伸びをした

 

反社会的思想

貧者の行進

富裕層の解体

偏屈者の口撃

本懐は遂げた

 

真っ向勝負といこうじゃないか

ミットを構えて

向き合って

目線を合わせて

もう一度

 

ヤジを飛ばせ

ユンボに乗って

妖怪みたいに

 

乱杭歯をカチカチ鳴らし

リットルの涙を流す

瑠璃色の空と

劣等感だけが

ローカルなんだ

もえてる

人生100年時代!

右も左もぼくのもの!

ああ、なんて甘美な響きだ!

 

手にはいっぱいのたばこと

ほんの少しだけのガソリン

 

これからぼくは海にいきます!

乳白色の海 グレーの砂浜 銀色の空 

ああ、なんて不安をかきたてられるんだ!

 

ガソリンをかぶって たばこに火をつけた

燃えそうで 燃えない 一歩間違えたら燃えそうで でも燃えないこともある

でもやっぱり燃える

 

今日もいい天気だ 空があんなに燃えてるもの

 

あーあ 今日もからっぽ日和だ

 

亡き心へ

こんにちは ぼくはからっぽ人間です

右も左もわかりません

日々の楽しみはなんだったでしょうか

どうやって日々を過ごしているのでしょうか

なにをしたら良いのでしょうか

 

朝とは呼べない時間に起きて

昼食とは呼べない時間にご飯を食べて

深夜とも早朝ともつかない時間に眠りにつきます

 

昔はこうじゃなかったって思い込もうとしても

やっぱりぼくは昔からこうでした

いい変化も悪い変化もないのです

 

四半世紀を生きてぼくはなにを学んだのでしょうか

なにを得たのでしょうか

人並みと呼べるようなものを何一つ持っていないような気がします

 

なんにもないけれど生きています

けれどもこれは希望なんかじゃなくて

ましてや絶望でもありません

そこに在る だけなのです

むなしいと感じる心すらありません

それがどれだけむなしいことなのか 文字通り計り知れないのです

 

何者かになれると信じていた自分はいつのまにやら消えてしまいました

落ちぶれていった人間たちはみなこうやって静かに落ちていくのでしょうか

人生が詰んでいると気付いたのはいつなのでしょうか

ホームレスのおじさんも 大卒のフリーターも

なるべくなりたくはありませんが

そういった道も視野に入れなければいけない状況ですらあります

もしかしたらまだやり直せるのでしょうか

でもぼくにはできる自信がありません

自責の涙を流しながら

10年後 20年後にタイムスリップしたいと考えています

何も生み出さず 何も与えず 何も与えられない

虚無に等しい日々を送ることに恐怖を覚えているのです

ぼくはぼく自身を諦めました

変わることは叶いません

叶えたくとも叶わないといつの日かわかってしまったのです

度々高校の恩師の言葉を思い出します

いつかお前はがむしゃらに頑張ることになる

そして思い出すたびにベッドの上で恩師に土下座しているのです

ごめんなさい ごめんなさい ごめんなさい

ぼくには無理なのかもしれません

 

 

過去に戻れてもまた同じ道を辿るだろうという確信があります

もはや誰も僕を信じていないのです

自分自身で自分自身を謀っているのです

きっと生まれる時代と場所を間違えたのです

神様はなぜぼくを選んだのでしょう

母のお腹に宿るべく子種は きっとぼくではいけませんでした

そういった生命の論理は神様なんてファンタジーではなくて 

ただの計算式で科学が証明してくれるものなのは理解しています

方程式があって 乱数表があって 神様はあとは寝ているだけです

でも神様がルールを作ったのですから

やはり悪いのは神様な気がします

誰かのせいにするなら 神様が最も都合が良いと思いました

 

 

つらいと感じるのは母や恋人の期待を裏切ることです

何度も母には泣かれていますが あの涙を思い出すと胸が張り裂けそうになります

恋人の期待を裏切ることを考えると今すぐ死んでしまいたくなります

 

それでも動けないのです

大義名分がないという大義名分の元に怠惰をむさぼっているのです

 

 

 

ぼくは何をしたら良いのでしょうか

誰でもいいからぼくを救ってください

 

ぼくを救ってください

ぼくを救ってください

ぼくを救ってください

 

 

 

 

 

 

 

 

ぼくは変われるでしょうか

誰かのために

せめて自分のためぐらいには生きられるでしょうか

 

明るい未来を信じるのは得意です

それしかやることがないからです

 

 

未来のぼくへ

変わっていてください

それこそが過去のぼくが信じた唯一の幸せです

変わらなくてもいいことはたくさんあるかもしれないけれど

君は変わるべきでした

本当に今に満足しているのですか?

本当に自分を謀りたいのですか?

ぼくは過去からあなたに祈り続けます

どうか 変わることを

 

 

 

 

2020 12/6  深夜のコンビニエンスストアにて。

 

 

 

 

ザ・ジャンキー

f:id:kannamiJiyu:20200212220012j:plain

帰郷-homecoming-

——―――――———―――――—

 

映画を見ている時だけは不安でも孤独でもない

ただ満たされた時間なんだ


——―――――———―――――—

 

施しは人を傷つけるときがあります

ぼくはそれが最善だと思っていろんな女の子に無償の施しをしたけれど

結局誰もぼくに感謝なんてしなかったし

(感謝を求めていたわけじゃない。ただ、ぼくを見つめて欲しかっただけだ。もしかしたらそっちの方がハードルが高いのかもしれない)

むしろ彼女らは傷ついていたように思う

 

貢いだり幸せを願ったりが、相手の負担になっているということ

相手を想う気持ちとは裏を返せばただの自己満足だということ

相手と利害が一致していないと全て無駄になってしまうこと

金も

時間も

気持ちまで

 

でもぼくはまた同じことを繰り返している

学ばないものだ

今度こそ上手くいけばいいけれど


——―――――———―――――—

 

映画が好きだ

子供のとき

まだ小学生だっただろうか

午後のロードショーで放映していた「エイリアン」を見て虜になった

あまりにもカッコいいエイリアンの姿

見たこともない宇宙船の造形

俳優たちの迫真の演技

ホラーテイストのストーリーライン

全てがぼくの琴線に触れた

 

それ以来、父が映画好きなのも相まって

中国の反日映画をたくさん見た

香港のカンフー映画もたくさん見た

ぼくの小学生時代はその二つで構成されていると言っても過言ではない

ジャッキーチェンと反日感情

父にそんな意図は無かっただろうし、その映画を見せてほしいとねだったのはぼくだった気がする

それでも日本で生きているのに

やけに染み付いてしまったこの感情はそう簡単に拭えるものではなく

「日本が嫌いです」と公衆の面前で口に出して顰蹙を買うこともしばしばあった

子供だったぼくはそれの何が悪かったのか全然わからなくて

少しだけ苦労した

 

中学生になってからお小遣いがもらえるようになって、それからは毎週末TSUTAYAで映画を借りて見ていた

インターネットで面白い映画と検索して出てきたものを片っ端から見た

理解できないものがほとんどだったけれど、中学生のぼくには何もかもが刺激的で

週末はいつもウキウキしていた

 

高校生になってあまり映画を見なくなった

それは特進クラスに入ったからで

授業や宿題、大学受験に向けた勉強などが驚くほど忙しかったせいだ

結局ぼくは日大というあまり良くない大学に入学したけれど

クラスのみんなに置いてけぼりにされないよう最低限のことはした

 

高校でも失敗したことがある

中学生のころに狂ったように毎週毎週映画を見ているヤツなんていない

みんな普通の学生だ

適度に遊んで適度に学んで適度に生きてきた普通の学生たち

なのに「この映画もこのゲームもこの漫画もこの曲も知らないのかこいつら!?」ってぼくは思ってしまった

マウントを取り続ける毎日

お前らより世界を知っている、なんて顔をして彼らを見下していた

実際にはもちろんそんなことはなくて

みんな世界を知っていた

むしろぼくだけが世間知らずだった

 

その結果、ぼくは高校の友達が一人もいない

クラスの同窓会にも呼ばれない始末だ

 

——―――――———―――――—

 

映画はいい

知らないものを教えてくれる

知らない風景を見せてくれる

視覚と聴覚に直接訴えかけてくる

「お前は生きてるか?」と

アクションでもSFでもラブストーリーでもホラーでもドキュメンタリーでもいい

どんなに暗澹とした作品でもただのスナッフフィルムのような作品でも

作品内で語られる言葉や音楽は

ぼくたちを生かすのだ

 

何度も映画に救われた

心が折れそうなとき

もう完全に心が折れたとき

支えてくれる人なんて誰もいなかったけれど

映画だけが言葉なく寄り添ってくれた

どれだけ心が死んでいても

作品内で生き生きと活動するキャラクターたちを見ているとたちまち息を吹き返した

どれだけ孤独でも

見たこともない映画たちが数万本とそこにいた

 

映画はただ面白い

面白いものは良い

人生を豊かにしてくれる

それだけだ

誰も人を救うために映画を作る人はいないと思う

(もしかしたら結構いるのかも?)

面白さに付随してぼくを救ってくれただけだ

でも感謝している

本当に、本当に

 

——―――――———―――――—

 

苦しんでいるのなら

映画を見るといい

何も感じないかもしれない

でも、それでいい

いっときでも孤独が和らいだらそれでいい

君はこの120分だけは救われていた

間違いなく

瞳は未来に(心は過去に)

f:id:kannamiJiyu:20200208090415j:plain

素寒貧- impecuniosity-


——―――――———―――――—

 

www.youtube.com

時に記憶は逆巻いて、/samayuzame

——―――――———―――――—

 

誰かの大切な人になるにはどうすればいいんだろう

いつも失敗してきた

高校一年生のとき初めて彼女ができたけれど

そもそもその子のことがあまり好きではなかったぼくは一ヶ月ほどで彼女のことを振ってしまった

じゃあなんで付き合ったんだ?と思うかもしれないけど

周りの人間に「○○ちゃんはジユくんのことが好きらしいよ」と言われたので、それまで恋愛とほぼ無縁だったぼくは喜び勇んで「よし!初彼女だ!」と告白をした

実際のところ好きではない女と付き合うと自分の薄情さが浮き彫りになってしまって

その事実に耐えられなくなったぼくは

こんなどうでもいい人間のために俺の貴重な時間や金を費やすのは明らかに建設的じゃない!とか適当な理由をつけてサヨナラをした

 

その彼女はぼくたちが三年生になるまで事あるごとにぼくに復縁を迫ったのだけれど

ぼくはかなり心が揺り動かされていたくせに

「自分が振ったんだから今更やり直すなんてできない。それは誠実じゃない!」なんて粋がって、それを了承しようとしなかった

(その頃プレイしたホワイトアルバム2というゲームにかなり影響されていたのは内緒だ)


——―――――———―――――—

 

誰かの大切な人間になるのは難しい

じゃあ恋人がいる人たちはどうやって「誰かの大切な人」になれたんだろうと考えてみると

それは真摯に生きているから、なんじゃないだろうか

それこそ誠実さが全てなのだ

ぼくが一時くだらねえと吐き捨てたあの誠実さが

 

ヒモの男だって誠実に生きている

女を財布だとしか思っていないようなのに、一体何に誠実に?

それはたぶん自分が楽に生きることに誠実だ

人間は、誠実な人間に惹かれる

平たくいうと、真剣に生きている人間だ

勉強、ゲーム、スポーツ、趣味、セックス、金儲け、事前活動、、、なんだっていい

ヒモたちは真剣に財布が逃げないような才能を培ってきたんだと思う

顔、セックス、口のうまさ、何一つ最初から手に入るものではないはずだ

 

一方ぼくにはなにがあるだろうか

適当に生きてきたぼくには何もない

半分くらい恋愛ジャンキーのくせに

抱え切れないほどの性的劣等感のみがぼくに巣食っている

努力もしなかった、誠実に生きてもいない

自分自身にさえ

 

そうすると何にも自信がないから何一つ成し遂げられないダメ人間が出来上がる

でも両親の教育だけはしっかりしていたから一通りのことは経験してきた

だから「何一つ成し遂げたことはないのに人よりもモノを経験した人間」となる

これは大変面倒な結果を生み出した

自分は自分のことをわかっている

完遂したことはないのに人より経験値が多い人間は、劣等感だけが肥大して周りを見下し始める

これは誠実さから最も遠い行いだ

そして、それに気づいたぼくはそれに輪をかけて劣等感を抱き、そこから先は無限のスパイラルだ

結局成し遂げられないという人間性は直っていないのだから


——―――――———―――――—

 

本や映画や音楽が好きなぼくは世間一般の22歳よりも多くの言葉と表現に出会っていると思う

客観的にも主観的にもそう思う

これは自信過剰なんかじゃないはず

培われた感性たちはいろいろな角度からぼくを導こうとするけれど

なかなか一歩が踏み出せない

まあそういう人たちばかりだろうな、なんて思って結局足踏みだ

分厚い劣等感の鎖がガチガチにぼくを縛り付けている

そして魔法の言葉「めんどうくさい」

「めんどうくさい」の呪縛は強すぎて、ぼくの感性の根幹に王として君臨して手放してくれない

 

でも

もうぼくは

変わりたいんだ

 

何も成し遂げられない自分にはもう飽きた

自分すら自分を信じられない

そんな自分にはもう飽きたんだ

 

ぼくたちは五体満足で生きている

脳みそもまともだ

やろうと思えばなんでもできるってよく聞く

ぼくもそう思う

たぶん人の限界はそんなに天井が低いモノじゃない

 

やりたいことなんて恋愛とゲームと仕事くらいしかないけど、その三つが完璧充実したらそれは幸せな人生じゃないか?

 

まあ何が言いたいかって

あの子を振り向かせたい

彼女の大切な人になりたい

すべてはそこに集約する

ぼくが得てきたあらゆる感性を解放するべきときだ

 

幸福を

人生を

自分自身を

諦めちゃダメだ

 

自分だけは

歓喜 沈殿 山のごとし

f:id:kannamiJiyu:20200128172053j:plain

断絶-estrangement-

 

——―――――———―――――—

 

愛は重力と同じくらい実在の力なのだ。

たまには試してみるといい。

 

——―――――———―――――—

 

人生はマウンティングの連続だ

自分の話でもないのにいい気になっている異常者もいる

優れた他人を持ち出して、貶したい人にぶつけている

そこに自分は存在しないのに

でかい顔をして人を見下している

随分と世渡り上手だなと思う

でもそうした方が尊敬されやすい

バカ共にはそういうやつが賢く見えるらしい

中身が何もなくても

学がなくても

虎の威を借りて人生を費やしている

いや、みんな気付いてるよ

お前が中身のスカスカなクソマウンティング野郎だってな

くたばれ

頼むからそのまま死んでくれればいいのに

 

——―――――———―――――—

 

最近よくイライラする

話によると自律神経系が事故ってるらしい

数日前まではねむれない夜が続いていたので

それが落ち着いたと思ったら今度はイライラが止まらなくなってしまった

 

本当に何もかも全てにイライラする

自律神経だけじゃなくて自信のなさの現れでもあると思う

ぼくの人生は大学とゲームと恋愛で回っているのだけれど

大学もゲームも恋愛も何一つまともにこなせていない

自信はなくなる一方だ

自信がないと自分を肯定できない

自分を肯定できないと、他人を下げたくなる

そうしないと自分が最低になってしまうから

最低にはなりたくないけれど

努力もしたくない

そんな心持ちが続いているから、イライラがまた増えてしまう

変えられない(変わらない)自分に飽き飽きして

そんな自分を認めたくなくて

だから外部に八つ当たりしている

惨めな生活を送っています

 

——―――――———―――――—

 

昨日ゲームしてる時

ぼくが密かに恋心を抱いている女を囲っているやつとマッチして

勝手に負けた気分になっていた

うちの身内にも女はいるけど

その子をネタにして身内中ではただイジってるだけでも、外からは姫扱いしているように見えるのかもしれないと思うと

もしかしたらぼくが昨日会ったその人も姫扱いなんてしてなくてイジってるのかもという希望的観測

でもよくデュオしてる

彼氏なんじゃないかな

たぶん

 

なんにせよその関係性にぼくの入る余地はないように思う

どんだけ欲しいものリストから送ってあげても

スキン買ってあげてもたぶんだめだ

ぼくのことがどうでもいいからだ

どうでもいいやつからの好意はアリ一匹の脅威にしかなり得ない

 

そう思って昨日は少し悲しくなって寝た

NeverKnowsBest

f:id:kannamiJiyu:20200120082108j:plain

社会性に命中!-to hit my sociability!-

 

——―――――———―――――—

 

すいか

それとか

パンダの意地悪そうな顔とか

つぼの描いてある健康サンダルとか

黒板消しのにおいとか

朝起きたら雨が降ってた日曜日とか

まあ

パンの耳よりは好き

 

サメジマ・マミ美-フリクリ

 

——―――――———―――――—

 

恋をしそうだ

性懲りもなくインターネットの女に

 

ニート

メンヘラ

男たらし(?)

 

トリプル役満である

つい3ヶ月前に痛い目を見たはずなんだが・・・

 

——―――――———―――――—

 

いざ恋(恋なのか?)をするとどうやって仲良くなればいいのかわからなくなる

 

元カノは手あたり次第男に声をかけていたので、あちらからのアプローチもそれなりにあった

だから上手くいっただけであって、こういった奥手っぽい女の子にどうやって距離を詰めればいいか見当もつかない

 

 

いや、本当はわかってる

外堀から攻めるのだ

つまり彼女が仲良くしているグループの男と仲良くなること

そこから彼女と仲良くなること

これが鉄板でセオリー

そして唯一の方法なのをぼくはしっている

 

——―――――———―――――—

 

そもそもこんなの恋じゃない

声が可愛くて

話し方も可愛くて

笑い方が可愛いだけの女の子だ

 

あれ、、、これが恋なのかな。

彼女がなにをしてもぼくは許してしまうかもしれない

 

ほんとにぼくはしょうもない人間だ

自分でも飽き飽きするほどの雑魚だ

 

うーん、うまくいくといいな。